手軽に持ち運びができるパソコンが欲しいなぁ…
最近はノートPCでも性能の高いパソコンが増えましたよね。
性能が高くなった分、価格が高くなって手を出しにくい人も多いと思います。
リモートワークやノマドワーカーなども増え、手軽に持ち運びができるノートPCを探している人も多いのではないでしょうか。
データのクラウド保存やポータブルSSDの持ち運びが当たり前となり、自宅ではデスクトップ型のパソコン、外出先ではノートPCの使い分けをする人も増えています。
性能もそこそこで、持ち運びのできるノートPCを購入したいけど、価格で悩む人もいるのではないでしょうか。
今回は、Banggood様より、3Kディスプレイを採用したノートPC「ALLDOCUBE GTBook 13」を提供して頂きましたので、実際の性能やベンチマークスコアなど詳しくレビューしていきます。
- 価格を抑えたノートPCを探している人
- 中華製のパソコンが気になる人
- 持ち運びに便利なサブPCを探している人
- 使用時間の長いノートPCが欲しい人
当ブログは、忖度なしでレビューしています。
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Alldocube GT Book 13とは?
Alldocube GT Book 13は、36WPDに対応し長時間の使用も可能な持ち運びに優れたノートPCです。
「Alldocube GT Book 14」もありますので、比較をしながらレビューしていきます。
Alldocubeとは?
Alldocubeとは、中国ブランドの一つで、2005年に創業された企業です。
中国市場で初めてカラーデジタルビデオプレーヤーモデルを発売し、現在はタブレットやノートPC、ミニPCを手掛けています。
Alldocube Japanは、日本公式サイトで日本市場にも参入し、お手頃価格で購入できることから少しずつ人気を高めているブランドです。
決して怪しいブランドではなく、しっかりとした製品を発売しています。
Alldocube GT Book 13 スペックレビュー
Alldocube GT Book 13 | Alldocube GT Book 14 | |
ディスプレイサイズ | 13.5インチ | 14.1インチ |
解像度 | 3000×2000(FHD) | 1920×1080(FHD) |
CPU | Intel Jasper Lake N5100 4コア/4スレッド、1.1GHz〜2.8GHz | Intel Jasper Lake N5100 4コア/4スレッド、1.1GHz〜2.8GHz |
メモリ | 12GB LPDDR4X | 12GB LPDDR4X |
ストレージ | 256GB SSD | 256GB SSD |
OS | Windows11 | Windows11 |
カメラ | 1.0MP | 1.0MP |
ネットワーク | Bluetooth 4.2 | Bluetooth 5.1 |
Wi-Fi | Wi-Fi 5 (802.11 ax/ac/b/g/n・2.4GHz/5GHz) | Wi-Fi 6 (802.11 ax/ac/b/g/n・2.4GHz/5GHz) |
ポート類 | USB 3.0×2 USB Type-C×1(フル機能) TFカードスロット×1(最大256GB) HDMI×1 DP×1 3.5mmイヤホンジャック/マイク×1 DC×1 | USB 3.0×1 USB Type-C×1(フル機能) TFカードスロット×1(最大256GB) HDMI×1 DP×1 3.5mmイヤホンジャック/マイク×1 DC×1 |
バッテリー / スタンバイ | 16000mAh / 最大72時間 | 5000mAh / 最大8時間 |
サイズ / 重量 | 302 × 217 × 16㎜ / 1.3㎏ | 207 × 323 × 17㎜ / 1.35㎏ |
ディスプレイ解像度が大幅向上
「Alldocube GT Book 14」と比べて、ディスプレイサイズは14.1インチから13.5インチとなりましたが、解像度が3Kへと向上しました。
IPS液晶を採用し、高精細な3KでsRGBカバー率100%の正確な色再現も可能になっています。
大容量バッテリーを搭載
バッテリー容量は、「Alldocube GT Book 14」の5000mAhから16000mAhになり、最大72時間のスタンバイが可能です。
バッテリー容量は増えましたが、重量は1.35㎏から1.3㎏へ若干の軽量化に成功しています。
また、充電方法はDCケーブルと、USB Type-Cで36W PD充電が可能になっているのも特徴です。
USB Type-Cの電子機器も増えてきたので、種類の違うケーブルを持ち運ばなくて良いのが助かりますね。
大容量のモバイルバッテリーがあれば、DCケーブルを持ち運ぶ必要もなく、コンセントがない場所でも困ることがありません。
ポート類も充実
USB Type-Cはフル機能で充電以外にも、データ転送やデュアルディスプレイにすることもできます。
また、USB3.0 Type-Aは2ポート、更にTFカードスロットは最大256GBのmicro SDカードをサポートしています。
Alldocube GT Book 13の開封レビュー
早速、Alldocube GT Book 13を開封しながら外観など見ていきましょう!
内容物
箱を開けると、日本語・ロシア語・アラビア語・ヘブライ語の4言語のキーボードシール
これは、Alldocube GT Book 13のキーボードがUS配列のため
本体と左側に付属品が収納されている
付属品
- 充電器
- 説明書
- プラグ変換タップ
Alldocube GT Book 13はUSB Type-Cでも充電が可能なので、外出する時は充電器は必要なさそうです。
外観
早速、外観を見ていきましょう!
正面
本体は、アルミニウム合金製で出来ており、安っぽさは感じません。
爪でも研げそうと思ったのはここだけの話…(笑)
裏面
裏面には、SSDを手軽に交換できるようになっています。
SSDはPHISONという台湾メーカーのものが使われていますので、読み書き速度など気になる人は入れ替えを検討しても良いかもしれません。
右側面
- USB3.0 Type-A
- 3.5㎜ オーディオジャック
- TFカード
左側面
- USB3.0 Type-A
- DC
- HDMI
- USB Type-C
ディスプレイ
ディスプレイは、3000×2000(FHD)で3KのIPS
ベゼル上部中央に1.0Mのフロントカメラ
ディスプレイは甘くみていました…。
想像以上に綺麗で、見やすいです。
キーボード
キーボードはUS配列
付属する日本語用シールで変更可能
タッチパッド
タッチパッドの横幅12.6㎝
通常よりもタッチパッドが広く、使いやすさを感じました。
Alldocube GT Book 13の初期設定と使用感レビュー
Alldocube GT Book 13の初期設定や使用感をレビューしていきます。
設定は簡単で、手順に沿って進めていくだけです。
Alldocube GT Book 13の初期設定
言語選択
初期設定は中国語になっているので、使用したい言語を選択
国または地域を選択
キーボードレイアウトと入力方式の確認
2つめのキーボードを追加する場合は、「レイアウトの追加」を選択
Wi-Fiの設定をし「次へ」を選択
Wi-Fiに接続すると、アップデートの確認開始
ライセンス契約を確認し「同意」を選択
Microsoftアカウントを追加
既存のアカウントもしくは新規作成後、「次へ」を選択
既存のパソコンの設定を引き継ぐ場合は「復元」を選択
新しく設定する場合は「新しいデバイスとして設定する」を選択
プライバシー設定で必要な項目の「はい」を選択して「次へ」
エクスペリエンスで必要な項目に✓を入れて「承諾」もしくは「スキップ」を選択
「次へ」を選択し、GAME PASSに参加しない場合は「今はしない」を選択
初期設定が完了しました。
表示される手順に沿って、進めていくだけなので簡単です。
既にWindows11に対応しているので、有り難いですね。
初期設定後のWindows updateは少し時間が掛かります。
Alldocube GT Book 13のベンチマークスコア
Alldocube GT Book 13は、CPUにIntel Jasper Lake N5100を搭載し、RAM12GBとROM125GB SSDという組合せですが、どれほどの性能があるのでしょうか。
実際にベンチマークスコアを計測してみました。
CINEBENCH R23
CINEBENCH R23でのマルチコアは954pts
CINEBENCH R23でのシングルコアは186pts
第12世代のCPUと比較すると大きく劣りますがが、実際にはCore-i5と同等の性能を持ちます。
CPU性能は第5世代、グラフィック性能は第10世代と変わらないため、普段使いには十分使えるレベルです。
FF14 ベンチマークスコア
FF14では、設定変更という計測結果になりました。
プレイは可能ですが、重いゲームを快適にすることは難しいです。
実際に測定中の動画も載せておきますので、参考にしてみてください。
スムーズではありませんが、思ったほどカクつきもなく、”ゲームも出来ないことはない”のではないでしょうか。
FF14 測定動画
Alldocube GT Book 13 使用感レビュー
Alldocube GT Book 13は、1.3㎏と軽くUSB Type-Cで充電に対応していること、16000mAh大容量バッテリー搭載で長時間の使用が可能です。
高性能とまではいきませんが、例えば下記のような簡単な作業なら十分に対応できます。
- Word、Excel、PowerPointなどの事務作業
- メールの送受信
- ウェブサイトの閲覧
- ZoomやSkypeなどを使用したリモート会議
- 簡単な動画編集
キーボードの打感も良く、MacBookに似たキータッチでした。
タッチパッドが広く使いやすいことや、何よりも3Kディスプレイが綺麗なのは嬉しいです。
また、閉じた時の厚さも16㎜と薄くカバンやリュックに入れての移動でも荷物になりません。
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外出先で使える、持ち運びに便利なノートパソコンとして使うことができ、大容量モバイルバッテリーもあれば、充電に困ることもないでしょう。
サブPCや外出用として、または簡単な作業にしか使わない人は、価格は安くそこそこ使えるノートパソコンとして検討しても良いと思います。
- おすすめする人
- 買ってすぐに使い始めたい人
- 文章や書類作成など事務作業がメインの人
- 長時間使用できるノートパソコンが欲しい人
- 動画視聴やオンラインミーティングで使いたい人
- 写真のRAW現像や簡単な動画編集をしたい人
- おすすめしない人
- 中華製が信用できない人
- 本格的な動画編集やゲームがしたい人
正直、期待していませんでしたが、「3K IPSディスプレイ」「タッチパッドのサイズ感」が良く驚きました。
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