- 200万円の不正利用被害!【海外で盗難にあった実話】
- 海外で紛失や盗難にあったときの対応
- 海外で紛失や盗難にあわないための対策
- おすすめのカードをご紹介
200万円の不正利用被害!【海外で盗難にあった実話】
三連休でニャチャンに行っているある日のこと…
ベトナムに来ている、会社の役員から電話がかかってきました。
ちょっと調べてくれないかな?
そうですか…。とりあえず調べてみますね。
確認したこと
- クレジットカードの利用停止
- 最後に財布を出したところ
- 行った場所と時間
この3つは確実に行いましょう。
クレジットカードの利用停止
海外でも国内でもそうですが、財布やクレジットカードの紛失や盗難にあった場合は、すぐにカード類を停止しましょう。
スマホに紛失や盗難の連絡先をメモしておくと良いかもしれません。
クレジットカードは、高額な支払いなどがあった場合は連絡が来ることもありますが、気づいた時点で自分から連絡する方が良いです。
最後に財布を出したところ
ベトナムへ来て、ハノイの旧市街を周っているときに起こった事件でした。
話しを聞くと、有名なコーヒー屋さんでコーヒーを購入したときに財布を出し、それ以降は観光で旧市街を周ってホテルに戻るまで財布を出していなかったそうです。
コーヒー屋さんに忘れたか、観光途中でスリにあった可能性が高いです。
行った場所と時間
最後に財布を出したところがコーヒー屋さんと分かり、そのあとに行った場所と時間を確認しました。
財布がないことに気づいた時点から遡って思い出すのも大変ですね…。
財布は見つかったのか
結局、コーヒー屋さんで防犯カメラを確認してもらっても財布を忘れた形跡はなく、見つかりませんでした。
そして、クレジット決済で200万円を使われていたことが発覚しました。
クレジットカード会社の補償で、何とか自己負担は免れたようですが、とんだ災難ですね。
話しをよく聞くと、肩掛けバッグを持っていたのですが、チャックが開いていたと…。
チャックが開いていたのか、閉め忘れたのかは定かではありませんが、危機感の無さが招いたことですね。
「持ち物の確認」「バッグのチャックを閉める」「バックは体の前に持つ」など、海外で盗難被害にあわないための基本的な部分が抜けていますね。
ベトナムに何度も来ていたので、気の緩みでしょう。
海外で紛失や盗難にあったときの対応
海外で紛失や盗難に気付いたときの対応を解説していきます。
ポイントは2つ
- すぐに利用停止の連絡
- 地元警察への連絡
①すぐに利用停止の連絡
これは必ずですが、紛失や盗難に気付いた時点ですぐに利用しているクレジットカード会社の全てに連絡をしてください。
クレジットカードなので、ネットで高額商品を購入して転売が考えられます。
暗証番号が分からないと、キャッシングはできないので転売がほとんどでしょう。
クレジットカード会社に連絡をして事情を説明しておけば、不正利用されていたとしても基本的に補償されます。
補償されない場合
各クレジットカード会社によって補償内容や基準が違いますが、主な補償されないケースを紹介しておきます。
- 正しい暗証番号・パスワードが使われた
- 普段、使っている IP アドレスから利用が行われた
- 登録の住所に不正利用で購入された商品が届けられた
- 家族による不正利用があった
- 使用人など家族に準じる人による不正利用があった
- カードを自分以外の人に渡していた
- その他、規約違反の状態で行われた
- 届け出から 61 日以上前に行われた不正利用
基本的には、ほとんどの場合が補償されるので、気づいた時点でクレジットカード会社にすぐに連絡することを覚えておいてください。
②地元警察への連絡
カードが手元に残っていて、不正利用された場合は基本的にカード会社が警察へ届けを行います。
紛失や盗難になると、本人が警察へ届け出ることが必要になります。
海外で紛失や盗難にあった場合は、この手続きが大変です。
日本のようにすぐに動いてくれるかどうかは、国で異なりますし、ちゃんとした被害届の証明書を作ってくれるかも分かりません。
クレジットカード会社から被害届の証明書などが必要かどうか指示があると思います。
必要な場合は、通訳や地元の人などの力を借りて発行してもらってください。
海外で紛失や盗難にあわないための対策
せっかくの海外旅行、できれば嫌な思いをしたくないですよね。
そこで、海外で紛失や盗難、不正利用に合わないための対策をご紹介致します。
- カード裏面のサインと暗証番号の設定
- お店や観光では、定期的に持ち物のチェック
- バッグは体の前に持ち、チャックを必ず閉める
- カードと現金は最小限にする
- クレジットカードをプリペイドカードにする
カード裏面のサインと暗証番号の設定
カードの裏面には必ずサインをしましょう。
発行したときに暗証番号の登録をしていると思いますが、海外ではサイン文化が根強いです。
サインだから暗証番号の設定はいらない!ではなく、万が一のことを考えて暗証番号の設定をしておきましょう。
カードを紛失して暗証番号が無ければ使われ放題です。
補償してもらえない可能性もあるので、必ず設定しておきましょう。
お店や観光では、定期的に持ち物のチェック
自分は大丈夫。
そう思っている人ほど狙われます。
特に海外では日本人は、すぐに分かります。
買い物したあとの財布の確認、食事やカフェでの荷物の確認。
人混みに行ったり、歩いて観光をするときは、定期的に荷物の確認をしてください。
日本人が想像している以上に、巧妙に盗みを働きます。
バッグは体の前に持ち、チャックを必ず閉める
ありがちなのですが、歩いているときやお店で商品を見たり、観光に夢中になっているときにバッグを背中側にしていませんか?
必ず、体の前で荷物を抱えるようにしましょう。
海外の露店では、お店の人がグルになっていることもあるので注意が必要です。
そして、肌身離さず荷物を管理しましょう。
ちょっと荷物を置いてトイレへ…
「どうぞ荷物を盗ってください」と言っているようなものですね。
カードと現金は最小限にする
カードはできる限り少ない枚数にしましょう。
たくさん持っていても買い物のときに使うのは1枚だけですよね。
現金も必要以上に持ち歩けば、どこで見られているかも分かりません。
複数枚のカードに、多額の現金を持ち歩くのはリスクが高すぎます。
その日に使う分だけを持ち歩き、残りはホテルの金庫で保管するなどしてください。
全てを失うよりはマシです。
クレジットカードをプリペイドカードにする
クレジットカードをプリペイドカードに変更するのもおすすめです。
プリペイドカードでもクレジットカードと同じように使うことができますが、利用できるのはチャージした金額のみです。
クレジットカードは限度額まで使われて補償してもらえない場合、自分で使ってもいないのに支払いをする必要があります。
プリペイドカードも普通に海外で使うことができますし、紛失や盗難で利用停止の連絡をした時点の残高補償もあります。
海外へ行く前に、プリペイドカードに入金をしておいて現地のATMで現金引出しをしても良いですし、カード決済もできます。
クレジットカードの場合、海外でキャッシングすると金利は18%/年になります。
現金を持ってきて両替をしてもレートが悪かったり、両替所を探す必要があります。
プリペイドカードなら、ATM引出し手数料200円/回ほどで、為替手数料も0~5%ほどです。
海外で紛失や盗難にあったとしても、被害は最小限に抑えることができます。
この機会にプリペイドカードも検討してみてはいかがでしょうか。
定番のプリペイドカード比較
- 「圧倒的」国内両替よりお得【NEO MONEY】…自分で入金できて、あまり海外で使わない人向け
- 「最速」チャージを急ぐなら【MoneyT Global】…海外修学旅行、留学向け。「JTB海外トラベルデスク」でサポートが受けられる
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おすすめのカードをご紹介
海外で使うのに、おすすめのカードをご紹介したいと思います。
クレジットカード
エポスカード
エポスカードは海外で使うクレジットカードにおすすめです。
年会費無料で「海外旅行保険自動付帯」「全額補償」など、充実のサポート内容です。
海外旅行保険の比較≫海外旅行保険 徹底比較
プリペイドカード
マネパカード
マネパカードは事前に外貨への両替ができて、現地での為替手数料は0円です。
キャッシュバックもあり、ショッピング保険も自動付帯するプリペイドカードです。
海外でも国内でも使うことができ、紛失や盗難にあっても利用停止の連絡をした時点の残高補償があります。
マネパカードの場合、入金をしてチャージをしないと使うことができないので、入金をした中から使う分だけチャージするという使い方もできます。
海外で使えるプリペイドカードの比較記事はこちら≫【2020年】プリペイドカードの失敗しない選び方とおすすめ3選
私は、ベトナムに住みながら近隣諸国へ旅行へ行くのが好きなのでプリペイドカードをおすすめしますが、あなたはどうでしょうか、
万が一、海外で紛失や盗難にあっても全財産を失わないようにしたいですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
- 複数枚のカードを持ち歩かない
- 多額の現金を持ち歩かない
- 荷物の管理に注意する
- クレジットカードからプリペイドカードへ
今回は、私の身近であった海外での盗難事件の実話をご紹介しました。
せっかくの海外旅行で紛失や盗難にあって台無しにしたくありませんね。
海外旅行へ行くときは荷物の管理に注意しましょう。