十分な補償を受けれるか知りたい。
楽天ユーザー以外にも十分メリットがあり、年会費無料で海外旅行保険が付帯するので海外旅行を考えている人は、ぜひ検討してみてくださいね!
楽天カードはポイント還元率が1%~最大5%で、楽天で使うと更にお得になります。
楽天カードを使うかどうか、海外旅行保険が付帯するクレジットカードを探している人のほとんどが以下のことを知りたいと思っています。
- 楽天カードに付帯する海外旅行保険の補償内容
- 他社と比べて楽天カードの海外旅行保険が優れているか劣っているか
- 楽天カードに付帯する海外旅行保険だけで十分か
今回、楽天カードの特徴と付帯する海外旅行保険だけで十分かを解説していきます。
楽天カードには「楽天カード」「楽天ゴールドカード」「楽天プレミアムカード」の三種類がありますので、それぞれの特徴もご紹介します。
この記事を読み終えると、楽天カードが必要かどうか、楽天カードに付帯する海外旅行保険で十分かどうか分かります。
≫【おすすめ5選】海外旅行保険が使えるクレジットカード
2020年9月30日(水)まで
・自宅から出発空港までの交通費支払い(公共交通機関)
・海外旅行代金支払い(募集型企画旅行の代金)
2020年10月1日(木)以降
・海外旅行代金の支払い(募集型企画旅行の代金)
10/1から自宅から出発空港までの交通費支払いは海外旅行保険が適用されなくなります。
これまでは、交通費支払いで適用されていただので、十分に使う価値がありましたが、条件変更で海外旅行保険のために持つカードとしては一歩後退ですね。
楽天カードの種類と海外旅行保険の内容は十分?
楽天カードは以下の三種類で年会費は下記の通りです。
- 楽天カード…年会費永年無料
- 楽天ゴールドカード…2,200円
- 楽天プレミアムカード…11,000円
この三種類のクレジットカードに付帯する海外旅行保険の補償内容を解説しながら、十分に対応できるのかをみていきたいと思います。
海外旅行保険の補償内容
「楽天カード」「楽天ゴールドカード」「楽天プレミアムカード」の海外旅行保険の補償内容は下記の通りです。
楽天ゴールドカードと楽天カードの海外旅行保険の補償内容は同じで、楽天ゴールドカードは優待で空港ラウンジが使えるようになります。
補償内容 | 楽天カード | 楽天プレミアムカード |
補償条件 | 利用付帯 | 自動付帯 ※利用で上限が増額 |
傷害死亡・後遺障害(最高額) | 2,000万円 | 自動付帯:4,000万円 利用付帯:1,000万円 |
傷害治療費(1事故の限度額) | 200万円 | 300万円 |
疾病治療費(1疾病の限度額) | 200万円 | 300万円 |
賠償責任(1事故の限度額) (免責なし) | 2,000万円 | 3,000万円 |
救援者費用(年間限度額) | 200万円 | 200万円 |
携行品損害(年間限度額) (免責金額3,000円) | 20万円 | 50万円 |
重視するべき項目
海外旅行保険で重視すべきところは、黄色マーカーを引いた3つです。
まずは、補償の適用条件を確認しておく必要があります。
クレジットカードの海外旅行保険を頼りに病院へ行ったけど、利用付帯が条件で使えなかったら大変です。
次に、海外旅行でケガや体調不良で病院へ行った場合に必要なのが、「傷害治療費」と「疾病治療費」です。
傷害治療費はケガで診察や治療が必要になった場合に適用され、疾病治療費は病気で診察や治療、入院が必要になった場合に適用されます。
海外では医療費が数百万になることも珍しくありません。
楽天カード 海外旅行保険の適用条件
楽天カードは年会費無料で海外旅行保険が付帯しますが、利用付帯なので注意が必要です。
以下の条件を満たした場合のみ、海外旅行保険が適用されます。
2020年9月30日(水)までの適用条件
- 出国前に公共交通機関の運賃を楽天カードで決済
- 出国前に海外航空券や海外ツアー代金を楽天カードで決済
↓
2020年10月1日(木)以降の適用条件
- 海外旅行代金(募集型企画旅行の代金)
必ず出国前に楽天カードで決済が必要になり、出国後に現地ツアーなどで決済しても補償を受けることができないので注意が必要です。
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | Visa/Mastercard JCB/AMEX |
還元率 | 1.0~3.0% |
- 年会費永年無料
- 楽天ポイントが貯まる
- 楽天市場でポイント最大3倍
楽天プレミアムカード 海外旅行保険の適用条件
楽天プレミアムカードの海外旅行保険は自動付帯になっています。
基本的に自動付帯なので、楽天カードと違い事前に旅行代金の決済などに使う必要がありません。
ただし、事前に旅行代金の決済に使うと、上限額が上がります。
でも、年会費が勿体ないなぁ…。
楽天プレミアムカードを選んだほうが良い人もいるので、条件に当てはまる人は検討してみてください。
- 年に数回、海外旅行を考えている人 ≫ 楽天カードでは海外旅行保険の上限額が十分ではない可能性
- 楽天市場をよく利用する人 ≫ 楽天カードよりポイントが貯まりやすい
- 空港ラウンジを使いたい人 ≫ 国内・海外ラウンジが使える
海外旅行保険の補償内容は1事故につきの限度額が記載されていますので、一度日本に帰国すればリセットされます。(死亡・後遺障害以外の1事故の限度額が記載されている項目)
上限額が高い方が、十分に恩恵を受けることができます。
年会費 | 11,000円 |
国際ブランド | Visa/Mastercard JCB/AMEX |
還元率 | 1.0~5.0% |
- 海外旅行保険が自動付帯
- 楽天ポイントが貯まる
- 楽天市場でポイント最大5倍
- 世界1,300ヶ所以上の空港ラウンジが使えるプライオリティパスが無料
安心のキャッシュレス診療対応
楽天カード、楽天プレミアムカードの会員になると、キャッシュレス診療を受けることができます。
- 海外旅行保険で補償される上限まで楽天側で精算→自己負担なし
- 万が一、海外旅行保険の上限を超えた場合→自己負担で現地で支払うか、帰国後に自己負担
キャッシュレス診療を使わず事後申請する場合
提携病院以外ではキャッシュレス診療を受けることができないため、立て替える必要があります。
病院で受診し、領収書と診断書を発行してもらいます。
その後、保険金の請求となります。
緊急性の高い怪我や病気は高額になるので悩ましいところです。
同伴者の補償
楽天カードの海外旅行保険は、条件付きで同伴者にも適用されます。
家族の旅行代金をまとめて払った場合 | ・楽天カードで支払った本人 ・支払いに使用した楽天カードに紐づく家族カードを持っている人 |
楽天カード会員同士の同伴で、1人がまとめて払った場合 | ・楽天カードで支払った本人 |
特に、子どもがいる場合は海外旅行保険が適用されないので、不十分です。
生計を同一にする家族で子どもは18歳以上が申込が可能です。
楽天カードと他社カードの海外旅行保険を比較
楽天カード以外にも、年会費無料で海外旅行保険が付帯するクレジットカードがあります。
楽天カードと他社カードを見比べてみましょう!
補償内容 | 楽天カード | エポスカード | |
年会費 | 無料 | 無料 | 無料 |
補償条件 | 利用付帯 | 自動付帯 | 自動付帯 |
傷害死亡・後遺障害(最高額) | 2,000万円 | 500万円 | 2,000万円 |
傷害治療費(1事故の限度額) | 200万円 | 200万円 | 100万円 |
疾病治療費(1疾病の限度額) | 200万円 | 270万円 | 100万円 |
賠償責任(1事故の限度額) (免責なし) | 2,000万円 | 2,000万円 | 2,500万円 |
救援者費用(年間限度額) | 200万円 | 100万円 | 150万円 |
携行品損害(年間限度額) (免責金額3,000円) | 20万円 | 20万円 | 20万円 |
家族カード | 条件による | なし | なし |
「エポスカード」は年会費永年無料で海外旅行保険が自動付帯ーします。
事前に旅行代金などでカードを使わなくても、持っておくだけで海外旅行保険を使うことができます。
楽天プレミアムカードを選ぶなら三井住友ゴールドカードに
プライムゴールド | ゴールド | |
年会費 | 初年度無料 次年度以降:5,500円 | 初年度無料 次年度以降:11,000円 |
還元率 | 0.5~1.0% | |
国際ブランド | VISA/Mastercard | |
海外旅行保険 | ・傷害死亡・後遺傷害:最高5,000万円 ≫(自動付帯:1,000万円、利用付帯:4,000万円) ・傷害治療費用:300万円(1事故の限度額) ・疾病治療費用:300万円(1疾病の限度額) ・賠償責任(免責なし):5,000万円(1事故の限度額) ・救援者費用:500万円(1旅行・保険期間中の限度額) ・携行品損害(免責3,000円):50万円 ≫(1旅行・保険期間中の限度額) | |
対象者 | 本人及び家族 | |
申込条件 | 満20歳以上30歳未満 | 満30歳以上 |
海外旅行保険 家族補償 | 自動付帯 | |
対象となる家族の範囲 | ・本会員と生計を共にする19歳未満の同居の親族 | |
補償内容 | ・傷害死亡・後遺傷害:最高1,000万円 ・傷害治療費用:200万円(1事故の限度額) ・疾病治療費用:200万円(1疾病の限度額) ・賠償責任(免責なし):2,000万円(1事故の限度額) ・救援者費用:200万円(1旅行・保険期間中の限度額) ・携行品損害(免責3,000円):50万円 ≫(1旅行・保険期間中の限度額) | |
公式サイト | ||
特典 | ・初年度年会費無料 ・本人も家族も海外旅行保険が自動付帯 ・最大8000円プレゼント ・家族カード年会費1人目無料 ・ポイント還元率0.5~2.5% |
楽天カード/楽天プレミアムカード以外で海外旅行保険が付帯するカードを詳しく知りたい人はこちらの記事をどうぞ
楽天カードの海外旅行保険で十分ではない可能性がある
年会費無料の楽天カードだけでは海外旅行保険の保証が十分ではない可能性があります。
実例を基にご紹介します。(引用:ネット海外旅行保険たびとも)
国 | 内容 | 費用 |
韓国 | 転倒し頭部を打ち病院を受診。 治療と救援者費用が発生。 | 治療費用:約2,858,000円 救援者費用:約81,000円 |
ハワイ | 発熱、体の痛み、倦怠感で病院を受診。 治療と救援者費用が発生。 | 治療費用:約4,299,000円 救援者費用:約196,000円 |
アメリカ | スノーボードで転倒し、股関節や腰を打撲。 治療、入院、救援者費用が発生。 | 治療費用:約9,669,000円 救援者費用:約101,000円 |
アメリカ | 腹痛、吐き気の症状で病院を受診。 | 約5,478,000円 |
海外で受診すると超高額ですね!
日本と違い海外では高額になるので、注意が必要です。
海外旅行保険いが付帯するクレジットカード1枚だけでは十分な治療を受けれないどころか、自己負担が必要な可能性もあります!
楽天カード発行で合わせて持ちたいカード
楽天カード、楽天プレミアムカードを発行する場合は、1枚では海外旅行保険が十分ではない可能性があります。
そこで、年会費無料で海外旅行保険が自動付帯する「エポスカード」か利用付帯する「三井住友カード(NL)」を合わせて持つと、十分な治療を受けることができます。
海外旅行保険は楽天カードの付帯で十分か解説【まとめ】
今回は楽天カード/楽天プレミアムカードの海外旅行保険だけで補償を十分に受けることができるかどうか解説しました。
- 楽天カードと楽天ゴールドカードは利用付帯で補償内容が同じ
- 楽天ゴールドカードを選ぶなら楽天プレミアムカード(自動付帯)
- アシスタントサービスに事前連絡でキャッシュレス診療可能
- 家族の旅行代金をまとめて払った場合、家族カードを持っている同伴者のみ海外旅行保険が適用される
- 同伴者の旅行代金をまとめて支払った場合、同じ種類の楽天カードを持つ同伴者のみ海外旅行保険が適用される
- 子どもがいる場合、楽天カードでは海外旅行保険の補償を受けることができず十分ではない≫三井住友プライムゴールド/ゴールドがおすすめ
- 一番のおすすめは、年会費無料の自動付帯と合わせて持つ(楽天カード+エポスカードor 三井住友カード(NL))
年会費無料の楽天カードは利用付帯になりますが、複数枚と合わせて持つことで海外旅行保険を十分に活用することができます。
年に1回程度、海外旅行へ行く人であれば、年会費無料の楽天カードに付帯する海外旅行保険で十分に対応できるでしょう。
海外旅行での万が一に備えて、ぜひ検討してみてくださいね!
人気記事 :【おすすめ5選】海外旅行保険が使えるクレジットカード