必要か不必要かで言うと、無くても大丈夫だけどあると便利です。
- スーツケースベルトの必要性を知りたい
- スーツケースベルトを使う目的と選び方を知りたい
- スーツケースベルトの使い方を知りたい
スーツケースベルトとは?
スーツケースベルトとは、皆さんも一度は見たことあると思いますが、スーツケースに巻くベルトです。
スーツケースはフレームタイプとファスナータイプがあり、ロックすれば開かなくなります。
ファスナータイプで、二重ファスナーになっていない物は、細い棒状の物で押し込むと開けることができてしまうので注意が必要です。
私の友人のブラジル人は帰国するときは、いつも厳重にサランラップを巻きます。
理由は乗継や空港で開けられて盗難にあう可能性があるからだそうです。
日本では、そのようなことはほとんど聞きませんが、中南米や海外ではそのようなことが起きるのも事実です。
スーツケースベルトを装着すれば、開ける手間がかかるのでターゲットになりにくくなります。
スーツケースベルトが必要だと感じた私の経験
フィリピンのプエルトプリンセへ旅行し、マニラを経由してタイのバンコクへ行く乗継で事件は起こりました。
スーツケースの閉まりが悪く、無理矢理閉めていたスーツケースが半開きになり、出発直前の機内で呼び出されました。(その時の様子はこちら【飛行機乗継】マニラでの事件発生。スーツケースが不測の事態に)
乗継でスーツケースを投げられて、荷物が散乱したり中の荷物を盗られたりしていたらと考えるだけでゾッとしますよね。
幸いにも私のスーツケースは半開きになっていただけで助かりました。
この時に、初めてスーツケースベルトの必要性を痛感しました。
スーツケースベルトを使う目的
スーツケースベルトは単純に開かないように固定するだけではなく、色々な役目を果たすことができます。
スーツケースベルトを使う目的と必要性をご紹介します。
防犯
何と言っても一番の目的は防犯です。
スーツケースベルトには、TSAロック付きの物もありスーツケースのロックと合わせて二重の防犯ができます。
窃盗を試みる人は時間がかかるのを嫌うので、スーツケースベルトがあればスーツケースのロックを壊したりファスナーを破ったとしても時間がかかります。
逃げるまでに時間がかかりそうと思わせることで防犯に繋がるのでスーツケースベルトは必要です。
また、日本のように丁寧に荷物を扱うところは少ないのでスーツケースを投げられて壊れたり開いたりしないようにスーツケースベルトがあると完璧ですね!
目印
空港の荷物受取で、自分のスーツケースがどこにあるか分からない時はありませんか?
ステッカーやバンダナなどを付けている人も見かけますが、剥がれたり外れたりすることもあります。
スーツケースベルトは色々な種類やカラーがあり目立ちやすいので目印にもなります。
時間のない中での移動や乗継で一度ピックアップが必要な場合など、急ぐ場合は見つけやすくするためにスーツケースベルトが必要です。
応急処置
旅行前から壊れたスーツケースで旅行をする人はいないと思いますが、旅行中に壊れてしまったり荷物を預けたあとに積み込みで壊れてしまったりすることがあるかもしれません。
そんな時に、スーツケースベルトをしていれば、開いたままにもならず応急処置としても使う事ができます。
また、ロックが壊れているスーツケースを使っている人もロック付きのスーツケースベルトを使えば安心ですね。
普段はスーツケースベルトを使わなくても、万が一のためにスーツケースベルトを1個入れて持っておく必要性を感じますね。
経年劣化で、フレームの嚙み合わせが悪くなったりファスナーが壊れたりするかもしれません。
そういうリスクを考えるとスーツケースベルトは必要ですね!
ロック付きのスーツケースベルトなら防犯の意味でも役に立つなら1個は欲しいかも…。
スーツケースベルトの種類と選び方
一言でスーツケースベルトと種類もあり、選び方も人によって違います。
スーツケースベルトの選び方で失敗しないために、自分の目的に合わせて選びましょう。
スーツケースベルト種類
スーツケースベルトの種類は主に2種類あります。
スーツケースベルト:1本の帯式
一本のベルトで取り回しも簡単なベルトです。
締め方が緩いとハズレてしまうこともあるので注意が必要です。
スーツケースベルト:クロス式
クロス式は十字にクロスしているので、外れることがありません。
防犯のために必要であればクロス式を選ぶことをおすすめします。
スーツケースベルト:タイプ別
スーツケースベルトはタイプがそれぞれあります。
簡易的な物から頑丈な物までそれぞれです。
スーツケースベルト:締め付けタイプ
上記の商品のように金属やプラスチックでできた金具にベルトを通して固定します。
ベルトを強く引っ張り締め付けことで固定できます。
一番オーソドックスなタイプですが、一度締め付けてしまうと外しづらくなるのでスーツケースを閉める前に収納や取り出す物がないか確認が必要です。
頻繫な着脱には向きません。
スーツケースベルト:ワンタッチタイプ
ワンタッチ式なので、先ほどの締め付けタイプよりも着脱が簡単です。
自分のスーツケースに合わせて調整をしておけば、ワンタッチで着脱が可能です。
多くの人が使用しているタイプではないでしょうか。
着脱部分がプラスチックで出来ているため、壊れやすいのがデメリットです。
スーツケースベルト:マジックテープタイプ
マジックテープタイプなので、着脱が簡単ですがゴミなどが付着すると接着が緩くなることがあります。
防犯目的で使用する場合は、簡単に着脱されるので避けた方が賢明です。
スーツケースベルト:TSAロック付きタイプ
ワンタッチ式で着脱可能なスーツケースベルトですが、TSAロックがついています。
防犯目的も兼ねるのであれば、TSAロック付き一択となります。
特に海外旅行や出張へ行く場合は、通常のワンタッチ式ではなくTSAロック付きを選びましょう。
唯一の注意点としては、ロックの暗証番号を忘れてしまうと外せなくなってしまいます。
9.11の同時多発テロ以降、更に厳しくなりテロ対策のためTSAロック以外は施錠することができません。(スーツケースやスーツケースベルト)
中身の確認の際に、TSAロックであればTSA職員が鍵で解除できますが、TSAロック以外で施錠した場合は破壊して開けられることになります。
スーツケースやスーツケースベルトにTSAロックは必要です。
スーツケースベルトの選び方
スーツケースベルトの選び方を簡単にまとめておきますので、参考にしてみてください。
- 締め付けタイプ…スーツケースを一度閉めたら開けない人
- ワンタッチタイプ…着脱が簡単な方が良い人
- マジックテープタイプ…スーツケースに傷をつけたくない人
- TSAロック付きタイプ…防犯も兼ねてスーツケースベルトを使いたい人
海外旅行で荷物が心配になりますが、二重ロックであれば安心して楽しむことができます。
海外旅行で防犯対策は絶対に必要ですよ!
スーツケースベルトの使い方
スーツケースベルトの使い方は簡単です。
どのタイプにも共通しているのは、スーツケースベルトの調整が必要なことです。
ワンタッチ式とクロス式のとありますが、基本的にやることは同じです。
帯式
- スーツケースベルトを取っ手の部分に通す。(縦でも横でもOK)
- スーツケースベルトの長さを調整する
- 着脱部分のバックルを差し込む(TSAロック付きは番号を並び替えてロックする)
クロス式
- スーツケースベルトを上と横の取っ手に通す
- スーツケースベルトの長さを調整する
- 着脱部分のバックルを差し込む(TSAロック付きは番号を並び替えてロックする)
クロス式の方が厳重に守られている感じがしますね!
【意味ある?】海外旅行にスーツケースベルトは必要か:まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はスーツケースベルトの必要性と選び方についてご紹介しました。
一見すると、スーツケースベルトは必要ないように見えます。
マニラでスーツケースが半開きになるという経験をした私が言います。